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第13話、ヒッチハイクで大陸横断した話、その4

ハイシーズンだった7月・8月も終わりました。

今年の特色としては、去年よりも暑くなる時期が遅く、雨もあまり降らなかった・・・
つまり何かというと・・・水遊びがあまりできませんでした・・・・日向神ダムの貯水量もからからになってしまい。ヌーディストリバーも干からびてました。
悲しい!!!来年に期待します。


それからそれから、全国各地でものすごい規模の台風や地震、いったいなんという年でしょうか・・・
そして悲しいお知らせ、天空の茶屋敷に関してもなんと7月頭の激しい雨で被災しています。庭が一部崩壊していまいました。
(修理代30万)
そして天空の棚田の展望台へ向かう道も崩壊しています。

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しかし不幸中の幸い、被災したのは茶屋敷より上ばかりなので、営業には全く問題ありませんでした。
それに、2年目ということもあり、ここまでの集計をすると1年目の1.5倍くらいの売り上げを出しています。
こんなところで宿が成立するのか?と思われながらも、なんとかなるものです。
もちろんそれは皆さまの応援あってのものです。ありがとうございました。
(と言っても小さい規模の自営業なのでサラリーマンの方と比べると全然稼げてはいません、ようやくここでやっていくのにとりあえず問題ないくらいです)


しかしながら・・・売り上げたのはいいけれど、もともと壊れていたお風呂を修理したり、防音機能の全くないドミトリー部屋を改良したりするのにまだまだお金がかかりそうです。シロアリ駆除業者も入れたし・・・

そうやって少しずつ天空の茶屋敷が通常ゲストハウスのクオリティとしての完成に近づいています。
(というか未完成の状態でやってたんかい!!)



そして、庭の復旧もまだどうなるかわかりません、もし補助金でそれがカバーされるのであれば、そこに用意していた分のお金を非力ながら北のほうやクラウドファンディングなどに支援させていただこうと思ってます。




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それからそれから8月の最終日(8/31)
福岡でたくさんの人の前で喋らさせていただきました。

今回のテーマは『グローカルな生き方』
日本の山奥の集落にいながらも超国際交流をしてる人

かつて海外放浪をしていた時のバカ話を中心に。
なぜ日本を飛び出して行くことになったのか?
その中でどういうことを学んだのか?
生きていく上で何が大切だと思うようになったか?
それだけ世界が広がったのになぜあえて日本に帰ってこようと思ったのか?
そして今の事業の話、そもそもなんでそんな山奥で事業をしているのか?

思えば初めて人様前で講演のようなものをしたのはゲストハウス開業なんかよりもずっと前、2年くらい前に台湾で、あのころは緊張して自分で何しゃべってるのかわからない感じでしたが、なんとか場数を踏んでそれっぽくはなったのではないかと思います。
ある方は13回くらい笑わさせられましたとのことです、いやー、すごく嬉しいです。

こういう機会をくださった牟田さん、また、足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。

あ、もし『うちにも来てしゃべってくれよ~』という依頼があれば声かけて下さい。

交通費とメシとたたみ一畳分くらいの床に寝れるスペースさえもらえれば日本中海外でもどこでも行きます。
(ちなみに11月は台湾の大学に呼ばれてます)

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カナディアンロッキーを越え、アルバータ州の都市であるカルガリーというところに到着した。

さすがにカナダ一年もいたこともあり、いたるところに友達がいるので、ここカルガリーでScott(ゲイ)と言う友人の家に転がりこむことになった。

ちょうどその時期、有名なカウボーイ祭り、スタンピートフェスティバルがあった。
馬に乗って行進したり、暴れる牛を捕まえて縛るような男気溢れるような競争があったり・・・最後は盛大な花火で盛り上がった。

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3日くらいお邪魔させてもらっただろうか、Scotttは本当にいい奴だった。
(酔っぱらって男に触られても全然うれしくないところを触ってくること以外に関しては・・・)




彼に別れを告げ、東に向かう。



大平原をヒッチハイクでひたすら走り・・・サスカチュワン、ウィニペグを通過。
ある人はそこに向かってるわけでもないのに、200㎞走って送ってくれて、そのままもといた場所まで帰るという親切すぎる人もいた。

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(くまのプーさんの像、ここは動物園なんだけど、日本人旅行者はこれと記念写真を撮るためにわざわざ動物園の入場料を払う、かくいう自分も!!)


ウィニペグで出会ったヒッピー二人がロードトリップで東に向かってるというもので、しばらく便乗した。

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サンダーベイというところで彼らと別れ、再び一人に。



そして、いよいよケベック州に入った。
ここはフランス語圏ということもあり、かなり英語が通じない。


都会に行けばそんなことはないんだけれど、田舎では・・・
純日本人がワーホリで一年間英語を勉強したくらいのレベルの低い英語である僕よりも全然できない人ばかり、同じカナダ国内でもこんなことあるんだ・・・
だけど出会いを楽しむという意味では言葉はそこまで重要じゃない。

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そして、カナダ第2の都市モントリオールに差し掛かった。
大都市ではヒッチハイクは難しいのでできれば避けたかった、だけどここだけは通過せずに行かなかった。

ドライバーにおろしてもらったのはモントリオールの手前側の郊外。

うーん、これは困った、どうにかして反対側に行きたいけれどなかなか拾ってくれる人なんていない・・・・
(イメージでいえばヒッチハイクで八女から本州くらいまで行きたいのに、大都市福岡を越えられないで春日あたりで止まってしまった状態)

と低いモチベーションでヒッチハイクをしていたら。
なんと警察に捕まってしまった!!!





ジーサズ!!!!!
ここまでか・・・



一応、法的に言えばカナダでヒッチハイクは違法、でもまあ交通が不便すぎるわけだし、そんなに取り締まるわけにいかないから黙認されている状態。
とはいえそれを警察が見てしまった以上は取り締まらないわけにはいかないので、パトカーで連行された。
事情をいろいろ聞かれ、パスポートを見せたりして身分を示す。

ここまでか・・・・と思った。

しかし何故か無線通信で上の人に報告された後は、そのままモントリオールの反対側のヒッチハイクにいい場所で下ろしてもらった。



『頑張れよ!』という激励のことばをもらい、ヒッチハイク再開。



いいのか???

もしかしてチャリティーヒッチハイクの心意気に感動したのか、外国人だからどうでもいいやと思われたのか・・・きっと後者だろう。



そしてケベックを越えた。
ここまでくればもう後はそんなに難しくない。英語も通じるようになった。



ニューブランズウィック州でのある日、ヒッピーカップルに拾われて、そのまま森の中のレインボーフェスに紛れ込んだりもした。
半分くらいは全裸だった。もちろん自分もバックパックなんかほったらかして全裸。

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たくさんの人に支えられてここまで来た。

その後は犬だらけの犬臭いワゴンに運ばれていったりしながら。

どこかわからないところで下ろされて、不覚にも食料を持ってなくて、拾ってもらえなくて空腹になってひもじい思いをしてそのまま野宿したこともあった。

バックパックとカメラを盗難にもあった。

宿で寝ていたら、同じ部屋の奴が二段ベッドの上からゲロして来たり、相部屋でたっしょんしたり。

美女に拾われたり。

いい人ばかりの出会いではなく、ヒッチハイクしていたら中指立てられたり、ゴミを投げられたりもしたこともあった。



色んな喜怒哀楽な旅。


つらいことがあるからこそ、それだけ楽しいことも輝くんだと思う。





この旅をとおして、少しは成長したんだろうか・・・

それはわからない、まあ少なくとも、少し自分にとって勇気のいることへの挑戦すること、これは何にも代えられない価値があることであり、それを実行することができたことは今後の人生にきっと生きるであろう。

そうやって、色んな人の想いや気まぐれがつないでくれた、チャリティーヒッチハイクの旅・・・・








ついに・・・・・・・・ついに、ハリファックスまでたどりついた。

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ゴォーゥル!!!!!



2011年6月~8月の二か月間にわたるヒッチハイクで大陸横断の旅
バンクーバーからハリファックスまで(太平洋から大西洋まで)の道のり、多分7300キロくらい。
ヒッチハイクのみで行くことができた。
(乗せてくれた人たちのおかげで600ドルほど日本に寄付することもできた)



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何とも言えない気持ち、不思議な感覚だった。やってみたいチャレンジを一つ達成することができた。
本当に素晴らしい、輝いていた日々だった、今でもこの時のことは色濃く思い出として残っている。


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世界一周の旅はまだまだ始まったばかり。
続きます。
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プロフィール

坂本治郎

Author:坂本治郎
1985年12月25日生まれ

高校卒業→自衛隊6年→海外放浪5年→日本の田舎に移住→ゲストハウス開業

このブログはゲストハウス開業ブログでもなければ田舎暮らしブログでもなければ旅ブログでもありません。

私の今までの経験からのありとあらゆるネタをマガジン感覚で発信していきたいと思います。

ちなみにゲストハウスはこちらです。
『天空の茶屋敷』 英名 Sky Tea House
https://www.skyteahouse.com/

詳しい自己紹介とブログ開設による挨拶はこちら
http://jirosakamoto.blog.fc2.com/blog-entry-1.html